卒業

この3月でついに学生生活を終えました。4月からはついに社会人になります。新型コロナウイルス(COVID-19)流行の影響を受けて幸先の悪い新生活となりそうで.. 腐敗した政治には不信感を募らせる日々が続きます。一体この国はどうなるのでしょうか まあまたその話はまた別の機会にということで...

私の学生生活は(自分で言うのもなんだけれども)、親が喜びそうな娘としての人生のレールを着実に歩んでいっている気がして、我ながらつまらない人間だなと思う。残念ながら日本の現状として、(本当にしょうもないが)まだまだ出身大学と就職先というものは付き纏う。ある程度名の通ったところに行くとそれだけで人生が少しイージーになるな、とこの4年は身を持って実感しました。特にしょうもない男には少なくとも学歴でマウントが取れるのでそういうことで馬鹿にされない、ということは非常に意味があった(まずこの事実だけで男がいかに女を下に見ているのかということが感じられ吐き気がしますが割愛)。就職活動でも少なからずは有意だったのでしょう(もちろん大学名を伏せて面接を行う企業も沢山ありましたが)。実際に大学も就職先も私はもしかしたら親や祖父母がここなら喜んでくれるかも〜なんて。無意識のうちにそういう思考が働いていることは間違いないと今となってはわかる。本当にしょうもないことに一番毒されているのは間違いなくこの私なのだ。

ただそれが一番楽なことなんだって知ってしまったから。私はいつからか自分のしたいことよりも望ましいとされるレールを優先してしまった。そんな自分に少し幻滅した学生生活の終わりです。なんだか肩の荷はおりましたけどもね.. もう大人に媚びなくてもいいんだ〜ってそういう自由さに少しだけ浮足立っている、かも。この春だけは少し特別かもしれない。この先は周りに惑わされず自分の土台を踏み固め、自分で幸せを作っていくんだ